SMTC3 脊椎モーターコントロールの評価と治療

本コースでは、腰部・頸部モーターコントロール障害とは、効果的な姿勢・動作の修正方法とは、患者が自主トレするために必要なこと、段階別エクササイズ、運動強度の設定など、患者教育と運動学習・エクササイズについて学びます。

組織損傷や疼痛が生じると、炎症・反射抑制・固有感覚障害が起こり、筋活動不全が起こります。

また、脊椎の保護や動作を回避するために表層筋の筋活動の増大が起こり、安定性が向上する一方で動作は制限されます。

急性期の疼痛回避姿勢・動作は組織の回復に必要なことですが、これらの状態が過度になったり、組織損傷が治ってきても残っていると二次的に機能障害を引き起こします。

表層筋の過活動・深部筋の活動性低下、共同筋の異常パターンといった筋活動不全が長期間生じると、安定性は低下し、動作を制御できなくなります。

中間位を保てない、動きすぎてしまうといったことが起こります。これらの状態が継続することで、筋の萎縮や脂肪浸潤が起こります。

そして、動きを制御できないモーターントロール障害となり、持続することによって慢性疼痛へと移行する可能性があります。

多くの患者は、筋活動不全以外にも、誤った認識、悪い動きに気づいていない、正しい動きを知らないといった認知・認識の問題があります。

筋活動不全に対して、運動学習・エクササイズが用いられますが、モーターコントロールの介入には患者に気づきを与える患者教育が重要です。

運動学習・エクササイズの評価・治療においては、”どうしてできないのか”だけでなく、”どうしたらできるのか”という視点が大切です。

すべての受講者に適切な技術をフィードバックできるように、少人数にて開催しています。

実技を習いたい方、実際の評価・治療の流れを知りたい方、フィードバックを受けたい方はぜひご参加ください。

講義内容

学習目標

  • 腰部・頸部のモーターコントロール障害おいて、評価に基づいて患者教育・運動学習・エクササイズを実践できるようになる。
  • 誤った認識がある、悪い動きに気づいていない、正しい姿勢がわからない患者に対して、”気づく”きっかけ与えられるようになる。
  • 姿勢・動作の修正、運動学習・エクササイズにおいて、患者・クライアントに合わせた口頭指示、徒手誘導が行えるようになる。

講義1 モーターコントロールと腰痛

  • 脊椎の安定性とは
  • 筋活動:深部筋の活動性低下・表層筋の科活動・共同筋の異常パターン etc.
  • 静的制御と動的制御
  • 姿勢と動作

講義2 腰部モーターコントロールの評価と治療

  • 腰部モーターコントロールの評価
  • 腰部の運動学習:運動学習の過程
  • 深部筋の収縮:ドローイン VS ブレーシング
  • 静的制御エクササイズ
  • 動的制御エクササイズ
  • 機能的制御エクササイズ

講義3 モーターコントロールと頸部痛

  • 機能解剖
  • 筋機能・運動制御の障害
  • 感覚運動制御の障害

講義4 頸部モーターコントロールの評価と治療

  • 頸部モーターコントロールの評価
  • 運動学習・エクササイズ:段階的な負荷・回数設定の重要性

受講要項

受講資格・理学療法士
・作業療法師
・柔道整復師
・鍼灸師
・トレーナー
*トレーナーは医療機関に勤務している臨床経験3年以上の方が対象となります。
受講料・一般申込:¥10,000(税込)
・新卒・卒後2年目のセラピスト:¥9,000(税込)
・再受講者:¥5,000(税込)
*当日、会場にてお支払いください。
定員・8名
開催日・開催時間:9:30 – 17:00(受付 9:15)
・開催日については「コース開催日」をご確認ください。
会場西東京かとう整形外科(外部リンク)
・最寄駅:西武池袋線保谷駅 徒歩2分)
・住所:〒202-0004 東京都西東京市下保谷4丁目12−21 リベルタ・ヴィラ1F
*西武池袋線 保谷駅は急行は止まりません。池袋、所沢からお越しの場合はお気をつけください。
申込方法・「コース開催日」の「受付中」をクリックし、参加申込フォームに必要事項を記入の上、お申し込み下さい。
確認事項・お車でお越しの場合は近隣のパーキングをご利用ください。