理念

  • 脊椎に関する徒手療法の知識・技術の共有・普及
  • 個々の患者・クライアントに合わせた評価・治療の選択、応用、実践できるセラピストの育成 

ご挨拶

2015年4月、「脊椎徒手療法の知識・技術の共有・普及」「患者・クライアントに合わせた評価・治療の選択・実践・応用できるセラピストの育成」のために、脊椎徒手療法研究所を設立しました。

脊椎疾患の病態は多岐にわたります。上肢・下肢に出現する関連痛、神経根由来の疼痛、末梢神経感作、デルマトームに沿わない疼痛、めまいや頭痛、など常にセラピストの頭を悩ませます。

頸部を触るのは怖い、とりあえず後頭下筋群のリリース、タオルを介して動かしていませんか?

体幹が弱い、とりえあずドローインを行っていませんか?

頸部痛・腰痛の機能障害因子、関節機能、モーターコントロール、姿勢、神経機能、心理社会的要因、筋・筋膜などがあります。

また、不適切な動作パターンや習慣、職業・生活環境などの個人因子・環境因子が直接・関節的に影響を及ぼしています。

どの機能障害因子が、どの程度あるのかは患者・クライアントによって異なります。

セラピストは機能障害因子の程度や、どう影響しあっているのか評価し、介入していくことが大切です。

関節機能だけの問題であれば関節モビライゼーションで効果がありますが、多くの患者は複数の機能障害因子を抱えています。

再発予防のためには、受動的な治療だけで終わらず、患者自身が気づく、エクササイズを実践する、治療に参加するマネジメントが求められます。

世界には、◯◯法、◯◯メソッド、◯◯コンセプトなど、さまざまなメソッドがあります。また、腰痛の分類もたくさんの分類方法があります。

自分に合うメソッドはあると思いますが、1つのコンセプトですべての患者を治せることはできません。しかしながら、すべてのメソッドを網羅することは、時間・体力・金銭的にも難しいものがあります。

脊椎徒手療法研究所は、メソッドに捉われない自由に意見交換できる場所を目指しています。

Study 脊椎徒手療法では、「脊椎に関する徒手療法の知識・技術の共有・普及」として、脊椎に関する情報を発信しています。

脊椎徒手療法コースでは、「個々の患者・クライアントに合わせた評価・治療の選択、応用、実践できるセラピストの育成」として講習会を開催しています。実技を習いたい方、実際の評価・治療の流れを知りたい方、フィードバックを受けたい方はこちらにぜひご参加ください。

5コースを通じて、脊椎疾患のマネジメントに必要な知識・技術を習得することを目指します。毎年、最新のエビデンスを交えて、常にアップデートしています。

臨床で研鑽を続け、脊椎徒手療法研究所の活動を通して、患者・クライアント・セラピスト、また、社会に貢献していきたいと思います。

中村 幸之進

2004年、プロボクサー引退後、都内スポーツクラブにてパーソナルトレーナーとして活動。多くのスポーツ愛好家、アマチュア・トップアスリートの運動指導、ダイエット指導、ボクシング指導に携わる。

2006年、リハビリテーション分野に興味を抱き、3年制の理学療法士養成校に進学。パーソナルトレーナーを続けながら、理学療法士となる。都内の整形外科クリニックで臨床経験を積み、海外で理学療法を学びたいという思いから、2013年、アデレードにある南オーストラリア大学理学療法学科に入学。しかし、学部で学ぶ内容と自分が学びたい内容の違いを強く感じ、大学を中退。

2014年、再渡豪し、Manual concept 主催の整形徒手療法コース、また、Mulligan concept コースに参加。各国の理学療法士と意見を交わす中で、「価値観が人それぞれ違うように、治療に対しても違う考え方・視点が国ではなく人それぞれある。自分とは違う考え方・視点を否定するのではなく、受け入れながら、自分の考えを育てていくことが大切だ」と認識した。

 

 

 

 

2015年、フィジカルケア・脊椎徒手療法研究所を設立。脊椎徒手療法に関する情報の発信、苦手な脊椎を得意にできるセララピストの育成のために活動している。「臨床で大事なことを、よりわかりやすく、より簡単に伝える」ことをポリシーとしている。

また、フリーのセラピストとして都内の整形外科クリニックと契約、マネジメント業務および、年間300名以上の患者と向き合い、小児〜高齢者、スポーツ愛好家〜トップアスリートまで、脊椎疾患を中心に臨床に従事・研鑽を積んでいる。

[資格]

  • 理学療法士
  • COMT (Certificate in Orthopaedic Manual Therapy)
  • CMP(Certified Mulligan Practitioner) 
  • フットケアトレーナー Aライセンス
  • 日本スポーツ協会公認 ジュニアスポーツ指導員

[略歴]

  • 臨床福祉専門学校 理学療法学科 卒業(2009)
  • 西早稲田整形外科リハビリテーション科(2009-2011, 2014)
  • 南オーストラリア大学 理学療法学科 中退(2013)
  • 整形徒手療法コース(カーティン大学修士コース単位認定プログラム)修了(2014)
  • マリガンコンセプト認定コース修了(2015)
  • 鈴木慶やすらぎクリニック リハビリテーション科(2015-2018)
  • フィジカルケア・脊椎徒手療法研究所 代表(2015-現在)
  • 西東京かとう整形外科クリニック リハビリテーション科(2014-現在)

著書

  • 肩関節痛・頸部痛のリハビリテーション (痛みの理学療法シリーズ) :分担執筆(2018)
  • 非特異的腰痛のリハビリテーション (痛みの理学療法シリーズ) :分担執筆(2018)